吉田:
「パソコンの向こう側に居る人」を意識するという言葉が印象的ですね。
私自身も立場的にマーケティング戦略について考えることが多いのですが、その際に最も大切にしているのが「ターゲットのプロファイリング」です。
販売しようとしている商品やサービスが「一体どのようなお客様に求められているのか?」を調べ、その人たちの考えを徹底的に想像していくという行為です。
プロファイリングをきっちり行うことで、販売する商品やサービスの効果的な見せ方が明確になってきます。
世一さんの仰っている「パソコンの向こう側に居る人を意識する」という考え方と非常に近いと感じました。
世一さん:
そのとおりだと思います。WEBビジネスにおいては、お客様の感情が見えにくくなってしまうので、特にこの考え方は大切だと思います。
吉田:
ありがとうございます。
では、次のご質問です。
世一さんは、ご自身のノウハウを数多くのアフィリエイターへ伝授し、成功者を続々と排出していると伺っています。
成果を出せている人と、そうでない人にはどのような違いがあるのでしょうか?
世一さん:
私が接しているアフィリエイターを見ていると、月間の収益レベルによってそれぞれ課題があるようです。ざっくりとですが、大きく以下の3段階に分けられます。
【月間収益レベル別 アフィリエイターの課題】
(1段階)月間収益が数万~50万円のアフィリエイター
(2段階)月間収益が51万~200万円のアフィリエイター
(3段階)月間収益が200万~500万円のアフィリエイター
まず1段階目、50万円を超えることが出来ないアフィリエイターの課題を分析していくと、マーケティングを部分的にしか理解していないことが多いようです。
ありがちなのがキーワードの検索回数や、SEO対策テクニックだけに固執してしまうようなパターンです。
もちろんこれらの知識やテクニックも必要なのですが、それらはあくまでもマーケティングプロセスの一部として理解することが大切です。
例えば、検索回数が高いキーワードでSEO対策をすれば稼げるというのは、確かにそのとおりかもしれません。しかし、検索回数が少ないもの(月間500回程度)でも、月に数十万円も稼げる可能性を秘めているキーワードがたくさんあります。
このようなキーワードは、単純に検索回数だけを参考にしていては見つけることは出来ません。キーワードを検索している人が何を求めているのかを想像して、その先でどのような情報を見せれば喜んでもらえるのかを考え、その上でSEO対策をしていく必要があります。
各施策をマーケティングプロセスの一部として捉えられるようになれば、月間50万円の壁は越えられるはずです。もちろん、最低限手を動かすことは前提としてですが・・・
2段階目は、200万円を超えることが出来ないアフィリエイターについての課題です。
ここは単純で、扱っている商品・サービスのジャンルに問題があることがほとんどです。具体的には、「報酬単価の高いものを取り扱っているかどうか?」ということです。
この収益レベルまで到達しているアフィリエイターであれば、ある程度の広告費用を負担出来るはずです。SEOやSEM対策を主として報酬単価が高いビッグキーワードで勝負することも視野に入れられれば、月間収益200万円の壁を越えることもできるでしょう。
3段階目は、500万円を超えることが出来ないアフィリエイターです。
ここまで来ると、マーケティング知識やテクニックなどの問題では無くなってきます。結論から言うと「事業として成長させていく意思があるかどうか」ということです。
複数の人材を雇って組織化することによって、個人レベルでは達成できない収益を実現していくということです。
つまり、アフィリエイトを副業レベルと考えるか、ビジネスとして本気で取り組む姿勢があるかという「意識の違い」になってきます。